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米政府、中国関与のサイバー攻撃者が悪用する脆弱性のリストを公開 - 国内製品も

またリストには、バッファロー製ルータ「WSR-2533DHPL2」「WSR-2533DHP3」の脆弱性として「CVE-2021-20090」を挙げている。

しかし、「CVE-2021-20090」は、これらルータ製品固有の脆弱性ではなく、Arcadyan製ファームウェアに起因するものであり、注意が必要だ。

アドバイザリで指摘された2製品以外にもバッファロー製品5製品が影響を受けることが判明しているほか、ASUS、Deutsche Telekom、Verizonなど複数メーカーの製品も影響することが明らかとなっている。

今回、リストとして公開された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2021-44228(Apache Log4j)
CVE-2019-11510(Pulse Connect Secure)
CVE-2021-22205(GitLab)
CVE-2022-26134(Atlassian Confluence)
CVE-2021-26855(Microsoft Exchange Server)
CVE-2020-5902(F5 Big-IP)
CVE-2021-22005(VMware vCenter Server)
CVE-2019-19781(Citrix ADC、Citrix Gateway、Citrix SD-WAN WANOP)
CVE-2021-1497(Cisco Hyperflex Hx Data Platform)
CVE-2021-20090(Arcadyan)
CVE-2021-26084(Atlassian Confluence Server and Data Center)
CVE-2021-36260(Hikvision Webserver)
CVE-2021-42237(Sitecore XP)
CVE-2022-1388(F5 Big-IP)
CVE-2022-24112(Apache APISIX)
CVE-2021-40539(Zoho ManageEngine ADSelfService Plus)
CVE-2021-26857(Microsoft Exchange Server)
CVE-2021-26858(Microsoft Exchange Server)
CVE-2021-27065(Microsoft Exchange Server)
CVE-2021-41773(Apache HTTP Server)

(Security NEXT - 2022/10/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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