パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
アズジェントは、Vicariusの脆弱性対策ソリューション「Vicarius VRX」を2025年6月より提供開始する。
同ソリューションは、端末にエージェントを導入し、システム内部の脆弱性を把握して重要度に応じた優先順位を決定し、パッチや緩和策の実施をサポート。メモリ保護もあわせて提供し、脆弱性のリスクを低減する。
脆弱性の評価にあたっては、共通脆弱性評価システム「CVSS」のベーススコアに限らず、アプリケーションの特性や利用環境を踏まえてリスク要因に関するタグをあらかじめ設定し、対応することが可能。
検出した脆弱性に対し、修正プログラムの適用を促したり、環境の変更などで影響が緩和できる場合はスクリプトを提供する。また特定の脆弱性に限らず、メモリ領域を監視して保護する機能を用意している
価格はオープンプライスで、市場参考価格は250アセットで225万円(税別)。
アズジェントでは、マネージドサービスプロバイダをはじめ、脆弱性の影響が大きいウェブサービスを展開する事業者などをターゲットに同ソリューションを展開し、今後3年間で1億円の売上を目指すとしている。
(Security NEXT - 2025/04/28 )
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