米当局、悪用済み脆弱性リストに5件を追加
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、現地時間7月19日以降、5件の脆弱性を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に追加した。いずれもベンダーからアップデートが提供されており、悪用が確認されていることも告知されているが、あらためて注意が必要だ。
積極的な悪用が確認されているとして、CISAが同リストへ脆弱性を追加したもの。追加された脆弱性は、米行政機関において一定期間内に対応する義務が課される。また追加された脆弱性そのものは広く悪用される可能性があり、製品を利用するすべての組織に注意が呼びかけられている。
7月19日に追加した「CVE-2023-3519」は、「NetScaler ADC」「NetScaler Gateway」に明らかとなった脆弱性。6月より重要インフラ事業者にゼロデイ攻撃が展開されており、CISAにおいても注意喚起を行っている。
翌20日には、「Adobe ColdFusion」に関する脆弱性「CVE-2023-38205」「CVE-2023-29298」を追加した。同製品に関しては、7月に入ってから次々と深刻な脆弱性が判明しており、3度にわたり緊急性が高いアップデートがリリースされている。
さらにIvantiのモバイルデバイス管理ソリューション「Ivanti Endpoint Manager Mobile(EPMM)」に明らかとなった「CVE-2023-35078」を同月25日に追加。過去に「MobileIron Core」として展開された製品であり、すべてのバージョンが影響を受ける。
またAppleが、Macやスマートデバイス向けにアップデートをリリースし、修正を行ったカーネルの脆弱性「CVE-2023-38606」を追加している。同アップデートでは、7月13日に同リストへ追加された「WebKit」の脆弱性「CVE-2023-37450」の修正なども行われている。
(Security NEXT - 2023/07/27 )
ツイート
PR
関連記事
キャビネットで管理していた心理相談予約簿が所在不明 - 熊本市
海外グループ会社でランサム被害、詳細は調査中 - 山一電機
制服の受け渡し連絡メールで誤送信 - カンコー学生服
廃棄予定PCの紛失判明、約8カ月倉庫で保管 - 東京モノレール
サイバー攻撃で電子カルテ停止、外来診療は再開 - 市立奈良病院
「Apache ActiveMQ」にRCE脆弱性 - 悪用が確認され「KEV」にも登録
インシデント件数が24%減 - GitHub悪用の標的型攻撃も
「MOVEit WAF」に検知回避の深刻な脆弱性 - 早急な対策を
まもなくGW - 長期休暇前にセキュリティ対策状況の点検を
「Firefox 150」を公開 - 41件の脆弱性を修正
