Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

データ圧縮ライブラリ「zlib」に含まれる「untgz」に深刻な脆弱性

データ圧縮ライブラリ「zlib」に含まれる一部ユーティリティに深刻な脆弱性が明らかとなった。任意のコードを実行されるおそれがある。

「同1.3.1.2」および以前のバージョンに含まれるユーティリティ「untgz」において、グローバルバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2026-22184」が判明したもの。

一部関数の引数において文字数の検証処理が行われておらず、一定文字数以上の細工されたアーカイブ名を処理させることでバッファオーバーフローを引き起こすことができる。

脆弱性が悪用されると、メモリの破損が発生し、リモートより任意のコードを実行されたり、サービス拒否が生じるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.3」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

現地時間2026年1月7日の時点で、公式サイトやソースリポジトリの最新バージョンは2024年1月にリリースされた「同1.3.1」となっており、修正バージョンは不明。概念実証も公開されている。

(Security NEXT - 2026/01/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

米当局、脆弱性悪用リストに4件追加 - ランサム対策製品の脆弱性も
「Apache Tomcat」に複数脆弱性 - 1月の更新でいずれも修正済み
UIライブラリ「Swiper」に深刻な脆弱性 - 利用アプリは注意
「Microsoft Semantic Kernel」のPython SDKに深刻な脆弱性
広く利用されるVSCode拡張機能「Live Server」に脆弱性 - 未修正状態続く
OpenText製品向けID統合基盤「OTDS」に脆弱性 - 修正版を公開
米当局、「Dell RP4VMs」や「GitLab」の脆弱性悪用に注意喚起
「Chrome」にセキュリティアップデート - 今月4度目の脆弱性対応
DellのVM環境向け復旧製品にゼロデイ脆弱性 - 悪用報告も
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ含む脆弱性13件を解消