イラン政府が支援する攻撃グループ、ランサム攻撃者ともつながり
同グループの侵入経路を見ると、インターネットへ露出しているファイアウォール、ネットワーク機器などにおいて未修正となっている既知の脆弱性が標的となっていた。
具体的には、Check Point Software Technologiesの機器に明らかとなった「CVE-2024-24919」や、Palo Alto Networks製品に判明した「CVE-2024-3400」などを探索する動きが確認されているという。
さらにIvantiの「CVE-2024-21887」のほか、「Citrix Netscaler」の「CVE-2019-19781」「CVE-2023-3519」や、F5の「BIG-IP」に判明した「CVE-2022-1388」なども侵害する際に悪用していた。
またリモートアクセスツール「AnyDesk」や、オープンソースのトンネリングツール「Ligolo」などのツールについても悪用なども確認されている。
(Security NEXT - 2024/08/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
メール誤送信で美術研究所研究生のメアド流出 - 大阪市立美術館
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
個人情報含むファイルを業務チャットで誤送信 - トライトグループ会社
ファイル管理ツール「File Browser」に脆弱性 - 依存ライブラリに起因
空部屋ポストに未配達の郵便物か、住民から連絡 - 徳島
クラウドサービスが侵害、顧客従業員情報が流出か - ITサービス事業者
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
「無印良品」通販の顧客情報が流出か - 物流委託先がランサム被害

