MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
ジブラルタ生命保険は、第三者によって一部同社サーバが不正アクセスを受け、従業員に関する個人情報が外部に流出したことを明らかにした。
同社によれば、メールやモバイルアプリのアクセスに用いていたモバイルデバイスの管理サーバが侵害され、従業員の個人情報を窃取されたことが2025年5月22日に判明したもの。
同社が同サーバの脆弱性対策を実施し、攻撃の有無についてログを調べたところ、同月16日に不正アクセスを受けていたことがわかったという。
2015年から2023年までに在籍した従業員、退職者、委託先従業員などあわせて550件が対象。氏名、ユーザーID、業務用メールアドレスなどが含まれる。
退職者に関しては、退職時に登録情報を削除する運用としていたが、製品の仕様上、削除されたデータがサーバ内に残存しており流出したという。
同社では、問題のサーバをインターネットから遮断。脆弱性を解消した。また関係機関へ報告するとともに、対象となる従業員に個別に通知している。顧客情報については同サーバに保存されておらず、影響を受けないとしている。
(Security NEXT - 2025/06/25 )
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