Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Juniper製SIEMに複数の脆弱性 - 重要度「クリティカル」

そのほか、Linuxカーネルに明らかとなった「CVE-2023-32233」「CVE-2023-35001」をはじめ、「Apache Tomcat」「Apache Struts」「Jetty」「Oracle Java SE」「Spring for Apache Kafka」「IBM Qradar SIEM」などに起因する脆弱性が判明した。

「HTTP/2プロトコル」において「ラピッドリセット攻撃」が可能となる「CVE-2023-44487」なども影響を受けるという。

同社は、これら脆弱性については「Juniper Secure Analytics 7.5.0 UP7 IF03」にて修正したとしており、脆弱性を悪用する動きは確認されていないと説明している。

ただし、「CVE-2023-46604」「CVE-2023-44487」など、今回修正された脆弱性には、すでに攻撃が確認されている脆弱性も含まれており、注意が必要。「JSA」にて修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-22045
CVE-2023-22049
CVE-2023-26049
CVE-2023-32233
CVE-2023-34040
CVE-2023-35001
CVE-2023-36478
CVE-2023-36479
CVE-2023-40167
CVE-2023-40787
CVE-2023-41080
CVE-2023-41835
CVE-2023-42795
CVE-2023-44487
CVE-2023-45648
CVE-2023-46589
CVE-2023-46604
CVE-2023-47146

(Security NEXT - 2024/01/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
小学校で個別書類あると気づかず身体測定結果を誤配布 - 名古屋市
個人情報含むファイルを県内自治体に誤送信 - 静岡県
廃棄物運搬事業者への事務連絡メールで誤送信 - 横須賀市
Dropboxの電子署名サービスに不正アクセス - 顧客情報が流出
開発言語「R」のデシリアライズ処理に脆弱性 - 修正版へ更新を
保守委託先で顧客情報含むHDDが所在不明 - はばたき信組
サポート詐欺被害で情報流出の可能性 - 高齢・障害・求職者雇用支援機構
「改訂新版セキュリティエンジニアの教科書」が発売 - 日本シーサート協議会
QNAP製NASやアドオンに脆弱性 - 旧アドバイザリも更新、影響大きい脆弱性を追加