まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
2025年も終盤に差し掛かり、年末年始が迫ってきた。長期休暇は被害に気付きにくく、対応も遅れがちだ。2026年を無事迎えるためにも、あらためてセキュリティ対策状況を確認しておきたい。
今回の冬季休暇は暦の関係から12月27日から1月4日までの「9連休」となるところも少なくないだろう。長期休暇中は、システム管理者やセキュリティ担当者が不在となることも多く、セキュリティ関連機関からも毎年注意喚起が行われている。
インシデントの認知はもちろん、対応も後手に回りやすいため、大きな被害へと発展するおそれもある。ランサムウェアなど、人知れず侵害行為を行いたい攻撃者にとっては都合の良い時期とも言える。
組織としては、インシデントが発生することをあらかじめ想定し、問題が生じた場合も迅速に対応できるよう、保守運用業者やサプライチェーンなども含めた緊急連絡や意思決定の体制、対応手順についてあらためてチェックしておく。
ウェブサイトの問い合わせ窓口などに、外部より情報提供が寄せられることもある。重要な連絡などを見落とさないよう注意したい。
(Security NEXT - 2025/12/19 )
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