Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Struts」にサービス拒否の脆弱性 - 修正版が公開

「Apache Struts」の開発チームは、セキュリティアップデートをリリースした。アップデートを強く推奨している。

リクエストを拒否した場合もアップロードしようとしたファイルが残存するため、データ保存領域を圧迫してサービス拒否に陥るおそれがある脆弱性「CVE-2023-41835」が明らかとなったもの。

開発グループでは、脆弱性の重要度を4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングした。

開発チームでは、現地時間9月13日に脆弱性を修正した「同6.3.0.1」「同6.1.2.2」「同2.5.32」をリリース。アップデートは容易に行うことができるとしており、実施することを強く推奨している。

(Security NEXT - 2023/09/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サイト改ざんで不正なページが表示 - 手芸用品メーカー
企業承認者のメアド流出、システム不具合で - 案件紹介サービス
再委託先でメール誤送信、イベント参加者のメアド流出 - 香川県
不正アクセスを受け、不正なメール送信 - SOMPO HD傘下の開発会社
県立高でのメール誤送信、Outlookの「取消機能」で再発 - 三重県
「JBoss RichFaces」に対する脆弱性攻撃に注意喚起 - 米当局
ランサム被害、中小企業が6割弱 - 暗号化しない脅迫も
ネットバンク不正送金が前四半期の2倍超 - 過去最悪に
「サイバーセキュリティ関係法令 Q&Aハンドブック」が改訂
企業の健診結果を別企業へメールで誤送信 - 日大病院