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Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害

TOKAIコミュニケーションズは、法人向けメールサービスがサイバー攻撃を受け、情報が流出した可能性があることを明らかにした。Cisco Systems製品の脆弱性に対するゼロデイ攻撃が原因だという。

同社メールサービス「OneOffice Mail Solution」で利用するサーバ機器が外部から侵害されたことが判明したもの。一部情報が漏洩した可能性があることが2025年12月18日に判明した。

同月3日に同サービスのスパムメール隔離サービス「OneOffice SPAM Filtering」の関連サーバにおいて侵害の疑いを検知。同サービスではCisco Systems製のメールセキュリティ機器を使用しており、同社と連携しつつ調査を進めていた。

調査の結果、「Cisco Secure Email Gateway(旧Cisco Email Security Appliance)」「Cisco Secure Email and Web Manager(旧Cisco Content Security Management Appliance)」に判明した脆弱性「CVE-2025-20393」を悪用されたことが判明したという。

アカウント情報などを管理する認証サーバ(LDAP)とスパムメールを隔離するサーバにおいて侵害された痕跡が見つかった。外部におけるデータの流通や二次被害などは確認されていないが、一部情報が外部へ流出した可能性がある。

(Security NEXT - 2025/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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