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Juniper製SIEMに複数の脆弱性 - 重要度「クリティカル」

Juniper Networksが提供するSIEM製品「Juniper Secure Analytics(JSA)」に複数の脆弱性が明らかとなった。同社は重要度を「クリティカル(Critical)」とし、利用者に注意を呼びかけている。

同社は現地時間2023年12月28日にセキュリティアドバイザリをリリースし、仮想アプライアンス版において脆弱性18件の影響を受けることを明らかにした。

いずれも依存関係にあるサードパーティ製ソフトウェアに起因する脆弱性。同社は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」と評価している。

18件においてCVSS基本値が高い脆弱性を見ると、「Apache ActiveMQ」において「OpenWire」の処理に判明した「CVE-2023-46604」が「9.8」。

また「SpringBlade 3.6.0」に明らかとなった「CVE-2023-40787」についても、CVSS基本値が同じく「9.8」と評価されている。

(Security NEXT - 2024/01/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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