WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
WatchGuard TechnologiesのUTM製品「Firebox」に脆弱性が存在し、悪用されている問題で、米当局が注意喚起を行った。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は2025年12月19日、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に「CVE-2025-14733」を追加した。
同脆弱性は「Firebox」のOSとなる「Fireware OS」に判明した脆弱性。VPNや拠点間VPNにおける「IKEv2」通信の処理に存在し、細工したパケットによってリモートから任意のコードを実行されるおそれがある。
WatchGuardによれば、VPN接続において相手先IPアドレスを限定しない設定で用いたことがある場合、脆弱性の影響を受ける。通信先を固定IPアドレスに変更しても、過去に動的設定を用いたことがあれば影響を受ける。
WatchGuardは、共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」においてベーススコアを「9.3」と評価し、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」では「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度をクリティカルとした。
米CISAでは、米国内の行政機関に対して同年12月26日までに対応するよう求めるとともに、広く注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2025/12/22 )
ツイート
PR
関連記事
「macOS」にアップデート - iOSで悪用の可能性ある脆弱性に対処
「iOS 26.7.1」公開、脆弱性を修正 - 特定個人への攻撃で悪用か
「SharePoint」「WordPress」など脆弱性5件の悪用を警告 - 米当局
「Citrix NetScaler」に複数脆弱性 - 2件で悪用を確認、侵害調査を
「Next.js」の画像生成モジュールにRCEにつながる脆弱性
Adobe、7件のセキュリティアドバイザリを公開
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートが公開
「ServiceNow AI Platform」にSQLiなど複数脆弱性 - 修正版を提供
MSP向け管理ツール「ManageEngine OpManager MSP」に深刻な脆弱性 - 8月に修正済み
米CISA、「Adobe Commerce」「WSO2」の脆弱性悪用を警告
