「ラピッドリセット攻撃」が発生 - 1秒間で約4億リクエスト
「HTTP/2プロトコル」に脆弱性が存在し、脆弱性を狙った大規模なDDoS攻撃が確認されている。「HTTP/2」に対応したサーバなど多くのソフトウェアが影響を受けると見られる。
「CVE-2023-44487」は、「HTTP/2」においてストリームの多重化に起因した脆弱性。ストリーム内でサーバに対するリクエストとキャンセルをサーバのレスポンスを待つことなく無制限に繰り返すことで大量のリクエストを送りつけ、負荷をかける「HTTP/2ラピッドリセット攻撃」が可能となる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」。プロトコルそのものに起因する問題であり、ウェブサーバやプロクシ、ロードバランサ、APIなど、「HTTP/2」をサポートする多くの環境が影響を受けると見られる。
インターネット上のインフラを狙った攻撃は、8月下旬より観測されている。Googleでは過去最大となる1秒あたり3億9800万件を超えるリクエストを受けたという。
これまで2022年に観測した4600万rpsがもっとも規模の大きいDDoS攻撃だったが、はるかに上回る規模で攻撃が展開された。また一連の攻撃でわずか2分間に、1カ月間における「Wikipedia」の閲覧数を超えるリクエストが行われたと規模の大きさを表現している。
(Security NEXT - 2023/10/13 )
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