フィッシングURL、1カ月で5万件超 - 過去最多更新
大量のドメインにサブドメインを組み合わせる手口が前月と変わらず多く、約71.9%を占めた。多くは同一のIPアドレス上に設置されており、稼働を確認できたこれらURLは、わずか35件のIPアドレス上でホストされていたという。
フィッシングサイトに悪用されたトップレベルドメインを見ると「.top」が約38.8%で最多。「.icu(約20.9%)」「.shop(約9.9%)」「.com(約6.4%)」「.xyz(約4.9%)」「.cn(約3.7%)」と続く。

悪用されたブランドの件数推移(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)
悪用されたブランドは94件で、前月から9件増加した。
クレジットカード会社や信販会社が24ブランド、ISPやホスティング事業者、メールサービスが13ブランド、EC系が13ブランド、金融関係は10ブランドだった。
クレジットカードの利用確認を装うケースが引き続き目立っており、報告数の約38.7%にのぼる。
特に「VISA」「セゾンカード」「JCB」のブランドを悪用しており、次いで多い「Amazon」「三井住友銀行」「イオンカード」をあわせると全体の約68.8%を占めた。
(Security NEXT - 2022/10/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)


