Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシングURL、1カ月で5万件超 - 過去最多更新

同協議会が調査用に設置しているメールアドレスで受信したフィッシングメールの約83.7%が差出人として正規のドメインを用いた「なりすましメール」で、前月から急増した。

送信ドメイン認証技術「SPF」において「fail」と判定され、検知できたものは約21.3%。約39.1%は「softfail」との判定だった。

「DMARC」を使うことで検出できるなりすましメールは約30.7%。独自ドメインを用いており、送信ドメイン認証で判別できないフィッシングメールは約8.9%だった。

送信元IPアドレスを見ると、中国の通信事業者から配信されたメールが約98.0%にのぼっている。

(Security NEXT - 2022/10/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)