Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

福島県立医大付属病院で2度のランサムウェア被害

ランサムウェアに感染したと見られる2件のうち、1件は胸部単純CT撮影中に発生。管理端末が再起動して撮影画像が保存されなかったため、別の装置で再撮影を行った。

もう1件では、撮影した胸部のフィルム画像を読み取る際、読み取り装置が勝手に再起動したためフィルムの画像を読み取れず、再撮影が必要となった。

当時は院内で情報が共有されておらず、患者への影響がないとの認識から公表していなかったという。今回、患者の了承を得た上で公表したもので、今後は関係部署間の情報共有について徹底を図りたいとしている。

(Security NEXT - 2020/12/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
「VMware ESXi」も標的とするランサムウェア「Akira」に警戒を
再委託先における2023年2月のランサム被害を公表 - 国交省
サーバがランサム被害、UTMの設定不備を突かれる - CRESS TECH
ランサム被害、本番環境への影響がないことを確認 - フュートレック
先週注目された記事(2024年3月31日〜2024年4月6日)
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
ランサム被害で情報流出のおそれ、調査を継続 - フュートレック
初期侵入から平均62分で横展開を開始 - わずか2分のケースも
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」