Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

香港グループ会社がランサム被害 - 富士高分子工業

シリコンゴムを使った製品の製造を手がける富士高分子工業は、香港のグループ会社がサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

同社によれば、2025年5月26日にグループ会社である香港のFUJIPOLY Hong Kongで一部サーバの障害が発生。原因について調査を行ったところ、ランサムウェアを用いた攻撃を受けていたことが判明した。

問題の発覚を受け、同社では被害を受けたサーバを停止するとともに、ネットワークから遮断した。クライアントPCなどをチェックしたが、異常は見つからなかったとしている。

被害を受けたサーバのデータは業務に不可欠なものではないと説明。データを使用できないことによって業務が滞るといった影響は出ていないと説明している。

(Security NEXT - 2025/06/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

米グループ会社にランサム攻撃、顧客情報流出の可能性 - DNP
サーバがランサム感染、受注工事データが流出の可能性 - 但南建設
グループサーバでランサム被害、業務停止など影響も - レゾナック
ランサム被害を確認、調査や復旧急ぐ - 福祉用具レンタル会社
ランサム被害で取引先情報が流出した可能性 - ニチノー緑化
複数機器でランサム被害、情報流出など調査中 - 日本ジッコウ
オーエム製作所のランサム被害 - 個人情報流出の可能性
ランサムで複数システムが停止、従業員情報など流出 - 日邦バルブ
ランサム攻撃でクラウド内データが消失 - 省エネコンサル会社
ランサム感染でネットワーク遮断、授業は継続 - 宮学女大