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サーバがランサム感染、受注工事データが流出の可能性 - 但南建設

但南建設は、ランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、受注した工事に関するデータが外部へ流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、4月15日に同社サーバがランサムウェアに感染。サーバ内のデータが暗号化され、アクセスできない状態に陥ったという。

サーバの脆弱性を突かれたのが原因と説明。サーバ内部に保存されていたデータが外部に流出した可能性がある。

対象となるのは、同社が受注し、2000年4月1日から2025年4月14日までに着工した工事に関するデータ。工事名または顧客名、工事場所など1355件が記録されており、このうち190件については、工期、図面、現場写真なども含まれる。

同社では警察へ届けるとともに個人情報保護委員会へ報告した。対象となる顧客に書面やメールで順次連絡を取っている。

(Security NEXT - 2025/05/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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