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ランサムウェア被害による情報流出が判明 - 日揮ユニバーサル

石油化学や環境浄化に用いる触媒の製造、販売を手がける日揮ユニバーサルは、サイバー攻撃を受けた問題で、個人情報含むデータが外部に流出したことを明らかにした。

同社では、2024年12月22日にシステム障害が発生。調査を行ったところ一部サーバがランサムウェアによる被害に遭い、内部のデータが暗号化されたことが判明した。

同社は同年12月27日に事態を公表。被害を受けたシステムを外部から隔離し、外部協力のもと調査を進めてきたが、外部へ情報が流出していることが判明した。

対象となるデータには、取引先の会社名、氏名、会社メールアドレスなど個人情報が含まれる。同社は関係者に謝罪。個人情報保護委員会へ報告を行った。

今回の攻撃は、インターネット経由で同社ネットワークへ侵入されたのが原因だという。同社は被害を受けた環境については再利用せず、あたらしい環境を構築。すでに復旧を終えており、業務も平常どおり運用している。

(Security NEXT - 2025/06/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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