5月中旬から「TCP 37215番ポート」宛パケット増加 - 「Mirai」亜種か
「TCP 37215番ポート」に対するパケットの送信元は、約7割が台湾。複数の機器の脆弱性に対して攻撃を行う「Mirai」亜種が活動していたという情報もあり、Huawei製ルータ「HG532」における既知の脆弱性「CVE-2017-17215」を悪用する動きなども見られた。
また上位には入らなかったものの、同センターにおいて5月14日ごろから10日間にわたり、「TCP 3389番ポート」に対するパケットの増加を観測している。
マイクロソフトが、5月の月例セキュリティ更新でリモートデスクトップに関する脆弱性「CVE-2019-0708」を修正しており、影響したものと見られる。
同脆弱性は、影響の大きさからサポートが終了している「Windows XP」「Windows Server 2003」に対してもセキュリティ更新プラグラムが公開されている。
(Security NEXT - 2019/07/22 )
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