Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

DDoS攻撃件数は減少するも、最大攻撃規模は拡大 - IIJレポート

インターネットイニシアティブ(IIJ)は、同社サービスやバックボーンで10月に観測したDDoS攻撃の状況を取りまとめた。件数が減少する一方、最大攻撃規模は前月を上回っている。

同社によると、10月に観測したDDoS攻撃は241件。前月の252件から4.4%減となった。6月以降、3カ月連続で300件を超えていたが、前月同様200件台とやや落ち着きを見せている。

1日あたりの平均攻撃件数は約7.8件。前月の8.4件から0.6件減少した。日ごとの推移を見ると、平均件数の半数以下にとどまる日がある一方、10月12日は21件、10月19日は24件の攻撃が観測されている。

同月でもっとも規模が大きかった攻撃は、DNSプロトコルを用いた増幅攻撃だった。約477万パケットにより49.63Gbpsのトラフィックが発生。前月の約262万パケット、9.4Gbpsを大きく上回る。

もっとも長く継続した攻撃もDNSプロトコルを用いた増幅攻撃で、12分にわたって攻撃が展開された。最大16.8Gbpsのトラフィックが発生したという。

20241129_ii_001.jpg
IIJが観測したDDoS攻撃の動向。前月に引き続き300件を下回った(グラフ:IIJの発表をもとに独自に作成)

(Security NEXT - 2024/11/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
小中20校で児童生徒の個人情報を同意なしにPTAへ提供 - 静岡市
サイバーセキュリティ総務大臣奨励賞、個人2名と2団体が受賞
複数Chatworkアカウントが侵害、不正な請求書送信も - 鉄道設備機器メーカー
電子カルテで知人情報を不正取得、漏洩した病院職員を処分 - 青森県
手術室のタブレット端末が所在不明 - 荻窪病院
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
業務用チャットアカウントに不正アクセス - 東京計器
デンソー海外2拠点にサイバー攻撃 - 情報流出の可能性、生産に影響なし