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DDoS攻撃の観測数は微増、最大規模で約12Gbps - IIJ報告

インターネットイニシアティブ(IIJ)は、2024年12月に同社サービスやバックボーンで観測したDDoS攻撃の状況を取りまとめた。攻撃件数はわずかに増加したが、前月のような100Gbpsを大きく上回る規模の攻撃は観測されなかった。

同社によると、同月に観測したDDoS攻撃は219件。前月の217件から2件増加した。2024年6月以降、3カ月連続で300件を超えたものの、9月以降は200件台で推移している。

1日あたりの攻撃件数は約7.1件で、前月の約7.2件から0.1件減。年末に向けて攻撃が増える傾向が見られ、27日、29日には17件の攻撃が観測された。

同月でもっとも規模が大きかった攻撃は、UDPフラッドによるもので、約332万ppsのパケットにより約12.12Gbpsのトラフィックが発生。前月には約1680万パケット、約174.8Gbpsの攻撃が観測されたが、攻撃規模は縮小している。

もっとも長く継続した攻撃も同攻撃としており、2時間3分にわたって攻撃が継続したという。

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IIJが観測したDDoS攻撃の推移(グラフ:同社発表をもとに独自に作成)

(Security NEXT - 2025/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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