Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

8月に修正された「CVE-2015-5560」もEKの攻撃対象に

8月にAdobe Systemsが公開した「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートにより修正された脆弱性が、早くもエクスプロイトキットによって悪用されている。

エクスプロイトキットの「Angler」に、「CVE-2015-5560」に対する攻撃機能が追加されていたもので、フランスのセキュリティ研究者が報告した。同脆弱性は、8月12日に公開された「APSB15-19」で修正されたが、早くも8月下旬より攻撃対象となっているという。

また「Angler EK」は、8月初旬よりIEの脆弱性「CVE-2015-2419」を悪用していることが明らかとなっているが、今回の攻撃にも用いられていた。

同脆弱性は、「Jscript9」においてメモリ破壊が生じる脆弱性。マイクロソフトでは7月に公開した月例パッチ「MS15-065」で修正している。

今回明らかとなった攻撃以外も、「Angler EK」は活発に「Adobe Flash Player」の脆弱性を悪用している。3月に修正された「CVE-2015-0336」や5月に公開された「CVE-2015-3090」などに関しても、2週間弱で攻撃を開始している。

イタリアのセキュリティベンダーであるHacking Teamから流出した脆弱性に関しては、「CVE-2015-5119」「CVE-2015-5122」など、修正プログラムの公開前にゼロデイ攻撃を展開。POSを対象としたあらたな攻撃も、セキュリティベンダーにより確認されるなど、攻撃対象も拡大している。

(Security NEXT - 2015/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

さよなら「Adobe Flash Player」 - 年末でサポート終了
Ciscoのセキュリティ管理製品に深刻な脆弱性 - 修正版にも脆弱性
「WebLogic Server」に定例外アップデート - 悪用発生脆弱性と関連、早急に対応を
脆弱性「Zerologon」の悪用確認 - 侵害封じ込めが困難に、影響多大のため早急に対策を
Windowsに危険度高い脆弱性「Bad Neighbor」 - ワーム発生に要警戒
8月修正「Windows Server」の脆弱性狙う悪用コードが公開 - 米政府警告
CODE BLUE、全講演者が決定 - 特別講演にAudrey Tang氏
脆弱性「Zerologon」でドメイン管理者権限奪取のおそれ - 詳細明らかに
標的型メール攻撃で感染する「Konni」に警戒呼びかけ - 米政府
セキュソフトに新版、リモート接続の保護機能を搭載 - Avast