Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ゼロデイ攻撃による「Cisco SD-WAN」侵害を確認 - 米当局が緊急指令

「Cisco SD-WANシステム」の脆弱性を悪用したサイバー攻撃を確認しているとして、米当局は緊急指令を発行し、同国内の行政機関に対して早急に対処するよう求めた。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は現地時間2026年2月25日、「CVE-2026-20127」「CVE-2022-20775」を標的とした攻撃が発生しているとして緊急指令「ED 26-03」を発行した。

同局やパートナーである各国セキュリティ機関では、グローバルに広く活用されている「Cisco Catalyst SD-WAN Manager(旧vManage)」「Cisco Catalyst SD-WAN Controller(旧vSmart)」を標的としてサイバー攻撃者が攻撃活動を展開しており、侵害が発生していることを確認していると指摘。

米CISAでは、これら脆弱性を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に追加。また緊急指令では米連邦政府機関(FCEB)に対し、現地時間2026年2月26日までに資産における対象機器について報告し、翌27日17時までにアップデートを適用するよう求めた。また侵害状況調査結果など詳細については3月5日までに報告する必要がある。

「CVE-2026-20127」は認証のバイパスが可能となる脆弱性。同脆弱性に対するゼロデイ攻撃によって初期侵入が行われ、権限昇格の脆弱性「CVE-2022-20775」と組み合わせることで永続的なアクセスを可能としていた。

(Security NEXT - 2026/02/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

プリンタ「HP DeskJet 2800シリーズ」に脆弱性 - 機密情報漏洩のおそれ
リモートアクセスツール「UltraVNC」に複数の脆弱性
「Dell PowerProtect Data Domain」に143件の脆弱性 - 修正版が公開
「ColdFusion」や「Langflow」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
DC向け機器「NVIDIA Networking BlueField」「ConnectX」に複数脆弱性
「JetBrains」の複数製品に脆弱性 - 「クリティカル」など修正
「IBM WebSphere Application Server」の管理画面に複数脆弱性
侵害受けたKDDIのISP向けメールシステム、ゼロデイ脆弱性が標的に
「WinRAR」に脆弱性、過去の問題に類似 - 修正版をリリース
「FortiOS」のLDAP認証バイパス脆弱性、仮想パッチが公開