特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に深刻な脆弱性
特権ユーザーによるアクセスの制御や監視機能を提供するBroadcomの「Symantec Privileged Access Management(PAM)」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正されている。
「CVE-2025-24503」や「CVE-2025-24507」をはじめ、あわせて8件の脆弱性が明らかとなったもの。
「CVE-2025-24503」は、「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」の脆弱性。細工したリンクをクリックさせることにより、「PAMサーバ」のセッションを固定することが可能となる。
悪用されると、権限の昇格が生じたり、システムを侵害されるおそれがある。脆弱性の悪用やエクスプロイトコードの公開などは確認されていない。
共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.3」、重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
(Security NEXT - 2025/02/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み