【インタビュー】法人製品へ注力するESET、日本からの要望へ積極的に対応
「ヒューリスティック」技術を強みにセキュリティ対策ソフトを展開するスロバキアのESET。登場当時はコンシューマー向け製品の印象が強かったが、最近では法人製品に力を入れている。今回、同社のアジアパシフィック地域でCOOを務めるLukas raska氏とセールスディレクターを務めるParvinder walia氏が来日したので話を伺った。

Parvinder walia氏
■Security NEXT:アジア地域におけるESETの状況は?
ESET:以前はヨーロッパと北米が中心に展開してきた。最近では、アジア太平洋地域における注目も高まり、知名度も上がってきた。最初はセキュリティに詳しいいわゆる「オタク」に人気が高かったが、チャンネルが拡大し、利用者も増えている。この地域でのビジネス展開も強化しており、組織変更により人員を追加している。
■日本市場をどのように捉えているか?
ESET:特に日本は重要な市場だ。ESETは、現地法人を置かずにディストリビューターを通じて製品を展開するスタイルだが、アジア太平洋地域はもちろん、世界的に見ても日本のディストリビューターであるキヤノンITソリューションズ(CITS)は、最大のパートナーであり、ともにビジネスを展開している。
■日本市場から見ると、ESETはエンドポイント向け製品のイメージが強いが?
たしかにESETは、エンドポイントが主力製品だが、幅広いポートフォリオを持っており、コンシューマーからエンタープライズ、モバイルなど広く展開している。
(Security NEXT - 2014/05/28 )
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