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業務用端末から会員情報が流出した可能性 - 日本神経科学学会

日本神経科学学会は、業務で使用するパソコンが第三者によって侵害され、会員の個人情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同団体によれば、業務用端末が第三者によって一時アクセスされたことが判明したもの。二次被害などは確認されていないが、端末内部には会員の個人情報が保存されており、外部へ流出した可能性があるという。

対象となるのは、入会日が2024年9月11日以前の会員で、氏名、所属組織、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレスが含まれる。

同団体では関係者へ注意喚起を行った。また外部に相談しつつ調査を実施するほか、再発の防止に向けてセキュリティ対策を講じている。

具体的には、セキュリティ対策ソフトの導入、学会のメールアカウントおよびウェブサービスのパスワードについて変更したほか、事務局スタッフへの研修を行うとしている。

(Security NEXT - 2025/01/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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