まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
2025年もゴールデンウィークが目前まで迫ってきた。組織によっては長期に及ぶケースもあり、休暇前後のセキュリティ対策について見直す時期を迎えている。
長期休暇は、システム管理者やセキュリティ担当者が不在となり、連絡がつきにくいなど、被害の発見から対策を講じるまで、普段より時間がかかり、リスクが上昇する。
ランサムウェアを用いた攻撃キャンペーンなど見ても、夕方以降や週末など、発見が遅れるタイミングが狙われることが少なくない。例年セキュリティ機関なども、長期休暇に向けてセキュリティ対策を確認するよう注意喚起を行っている。
休暇前には、サーバやネットワーク機器、パソコンなどのソフトウェアをアップデートし、既知の脆弱性を解消することが重要。
「WAF」や「EDR」などセキュリティ製品の定義ファイルを最新に更新しておくなど、基本的なセキュリティ対策が実施されているかあらためて確認し、利用しない機器は電源を落とすなどリスクの低減を図っておくと安心だ。
(Security NEXT - 2025/04/22 )
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