ネット被害経験少ない日本人、一方で不安感じる特徴 - 韓国にも似た傾向
被害経験がないとの回答は日本が98.8%で韓国についても97.9%と高く、10カ国中それぞれ2位、3位だった。被害経験がないにもかかわらず不安とする回答がもっとも多かったのが韓国(87.3%)で、2位に日本(83.6%)が続いている。
ウイルスやマルウェア被害に関する不安も同様で、被害経験がないとの回答は日本が79.7%、韓国が77%だったのに対し、不安に思うユーザーは、日本が65.2%、韓国が60.6%でそれぞれ1位、2位となった。
そのほか、被害経験があるユーザーがの割合が異なるため単純な比較はできないが、被害経験がなく不安に思っているユーザーが多いという点では、アジア圏にその傾向が現れている。
自宅住所や電話番号を勝手に掲載されることへの懸念がもっとも高かったのは韓国。被害経験がないにもかかわらず不安とする回とは83.6%に上っている。82.7%である日本をはさんで、中国も77.9%で3位となった。インターネット上で、悪口などを書かれることについて日本がトップだが、韓国が71.5%、中国が64.2%が続き、上位3カ国をアジア勢で占める状況となっている。
(Security NEXT - 2010/09/03 )
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