Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイトでの個人情報提供、4分の3がセキュリティを意識

約4人のうち3人は、普段より個人情報の取り扱いを気にしており、サイトで提供する際も意識していることがわかった。

CARTA HOLDINGSのグループ会社であるDIGITALIOが、4月にオンラインによるアンケート調査を実施し、結果を取りまとめたもの。10代以上の男女500人が回答した。

個人情報の取り扱いについて、普段どの程度気にしているか聞いたところ、「かなり気にしている」が26.0%、「やや気にしている」が51.4%となり、あわせると77.4%と8割近くにのぼった。

20240627_di_001.jpg
個人情報を提供することに抵抗がある場面(グラフ:DIGITALIO)

個人情報を提供する際に、サイトのセキュリティについてどの程度気にしているかについては、「かなり気にしている」が22.0%、「やや気にしている」が53.2%。若年層ほど「気にしていない」とする割合は高まるものの、それでも約6割は「気にしている」と回答している。

個人情報を提供することに抵抗がある場面について尋ねたところ、「会員登録」が51.8%で最多。「キャンペーン、懸賞の応募」が40.6%、「署名」が39.0%、「オンラインショッピング」が28.2%だった。

提供にあたり抵抗を感じる個人情報の項目については、「クレジットカード情報」が69.4%となり、「住所」が68.2%、「電話番号」が66.8%、「氏名」が48.8%と続いている。

(Security NEXT - 2024/06/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意