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登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行

情報処理推進機構(IPA)は、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)試験を含む応用情報技術者試験や高度試験の実施方式を見直すと発表した。

従来、ペーパー方式で実施されてきたレベル3以上の10試験について、2026年度からコンピュータを用いた「CBT(Computer Based Testing)方式」に移行することを明らかにしたもの。

「情報セキュリティマネジメント試験」などレベル2以下については、これまでもCBT方式で提供してきたが、今回全面的に移行する。

「CBT方式」は、試験会場の端末画面に表示される問題を読み、キーボードとマウスを用いて解答する方式で、記述式や論述式問題にも対応。文章の挿入、修正なども可能となっており、受験者の負担軽減や利便性向上を図る。

春期、秋期それぞれに一定期間内に複数日程を設け、受験者は会場ごとに設定された予約枠から自由に選択できるようにすることで、より柔軟な受験が可能となる。

(Security NEXT - 2025/08/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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