ランサム「Yatron」「FortuneCrypt」の復号化ツールが公開
Kasperskyは、ランサムウェア「Yatron」「FortuneCrypt」によって暗号化されたファイルの復号化ツールを開発した。
「Yatron」は、オープンソースとして公開されている「Hidden Tear」をベースに作成されたランサムウェア。
おもにドイツや中国、ロシア、インド、ミャンマーなどで感染が見られるマルウェアで、感染すると端末の利用者の意図に反して暗号化され、ファイルの拡張子が「.Yatron」に変更される。
同社によると、同ランサムウェアの暗号化のスキームに脆弱性が存在し、暗号化されたファイルの復号化が可能だという。
(Security NEXT - 2019/09/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売
ランサム被害が発生、製品出荷などに影響 - 業務用加湿器メーカー
ランサム被害で出荷停止、2日後より順次再開 - オオサキメディカル
ランサム攻撃でサーバやPC30台が被害 - 清掃用品メーカー
教員VPNアカウント悪用され侵入、不審検索履歴から発見 - 芝工大
サーバがランサム感染、情報流出は調査中 - ソフトウェア開発会社
ファイルサーバがランサム被害、データが暗号化 - 青果流通会社
ランサム攻撃、リモートアクセス機器経由で侵入 - サンリオ関連会社