福井県の味噌蔵通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出のおそれ
福井県で味噌の製造販売を手がけるマルカワみそは、同社通信販売サイトが不正アクセスを受け、個人情報が外部に流出したことを明らかにした。
同社が運営する「マルカワみそ公式サイト」においてシステムの脆弱性を突かれ、決済アプリケーションを改ざんされるなど不正アクセスを受けたという。
2023年11月13日までに同サイトで製品を購入した顧客8万9673人に関する個人情報が外部に流出した可能性がある。氏名や住所、電話番号、メールアドレス、購入履歴、届け先などの情報が含まれる。
また2023年3月11日から同年11月13日にかけて、攻撃者によって設置された偽の決済フォームを通じて入力されたクレジットカード情報が窃取された可能性が判明した。4851人が対象としており、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードが流出し、悪用されたおそれがある。
2023年11月6日にクレジットカード会社から情報流出の可能性について指摘を受けたもので、同社は同日個人情報保護委員会に報告した。
(Security NEXT - 2024/04/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開