「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
「Kubernetes」向けのマルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性が明らかとなった。
マルチテナントで運用する「Kubernetesクラスタ」において、システムの「Namespace」にテナントラベルが設定されていない場合、認証されたユーザーによって任意のラベルを追加できる脆弱性「CVE-2025-55205」が確認されたもの。
「Namespace」における所有権の検証がおこなわれておらず、任意のラベルを追加できることに起因。分離されており本来アクセスが制限されるテナント間のアクセスが可能となる。
脆弱性を悪用することで権限の昇格が可能。シークレットやコンフィグマップなどが窃取されたり、クロステナントのリソース操作、クォータやポリシーの回避などのリスクがあり、影響がクラスタ全体に及ぶおそれもある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.1」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
開発チームでは、現地時間2025年8月14日にリリースした「Capsule 0.10.4」で同脆弱性を解消した。概念実証(PoC)など脆弱性の詳細も公開されており、すみやかにアップデートするよう呼びかけられている。
(Security NEXT - 2025/08/20 )
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