Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

5月下旬に修正されたZyxel製品の脆弱性、早くも攻撃の標的に

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、Zyxel製ファイアウォールの脆弱性「CVE-2023-33009」「CVE-2023-33010」について、積極的に悪用されているとして注意を呼びかけた。

CISAでは、これら脆弱性を現地時間6月5日に「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ追加。米行政機関に対して6月26日までに対策を講じるよう求めるとともに、すべての組織に対して注意を呼びかけた。

今回追加された「CVE-2023-33009」「CVE-2023-33010」は、いずれも同社ファイアウォール製品に明らかとなったバッファオーバーフローの脆弱性。Zyxelでは、現地時間5月24日にアドバイザリをリリースしている。

ファームウェア「ZLD 5.36 Patch 2」「同4.73 Patch 2」にてこれら脆弱性へ対処した。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」においてベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

Zyxel製品に関しては、現地時間5月31日に「CVE-2023-28771」が同リストへ追加されたばかり。同脆弱性は、4月にアドバイザリが出され、その後詳細や実証コード(PoC)が公開された。「Mirai」ベースのボットなどが同脆弱性を標的としている。

またZyxel製品における既知の脆弱性に関しては、先に注意喚起が行われた攻撃キャンペーン「Volt Typhoon」においても標的になっており、注意が呼びかけられていた。

(Security NEXT - 2023/06/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Google Chrome」に8件の脆弱性 - アップデートが公開
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性22件を解消
「MS Edge」も2度にわたり更新 - ゼロデイ脆弱性を解消
「Harbor」に脆弱性、初期PW未変更で不正アクセスのおそれ
S3互換の「MinIO」に脆弱性 - OSS版は開発終了で未修正
「NetScaler ADC/Gateway」に深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
教員名簿で年齢を削除せずにサイトで誤掲載 - 山形大
避難行動要支援者への同意書を誤送付、生成データに齟齬 - 伊丹市
委託先サーバから卒業生の個人情報が流出 - 国武大
個人情報を不正取得、漏洩した職員を懲戒免職 - 二本松市