Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」とされる脆弱性を解消

マイクロソフトは、「Chromium」のアップデートを受けて「Microsoft Edge」の最新版をリリースした。

「Chromium 113.0.5672.127」「同113.0.5672.126」および「同112.0.5615.204」がリリースされたことを受け、現地時間5月18日に「MS Edge 113.0.1774.50」「MS Edge 112.0.1722.84」をリリースしたもの。

「Chromium」の更新では6件の脆弱性が修正されており、これらを反映したものとなる。脆弱性に関する追加の独自修正などは行われていない。

解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2023-2721」に関しては、重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-2721
CVE-2023-2722
CVE-2023-2723
CVE-2023-2724
CVE-2023-2725
CVE-2023-2726

(Security NEXT - 2023/05/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

F5、四半期定例アドバイザリで脆弱性12件に対処
顧客情報を含む社内メール、委託先にも誤送信 - みずほ信託銀
若年層向け合宿イベント「セキュキャン」が参加者募集をまもなく開始
臨時業務用PC2台を紛失、リース返却時に判明 - 栃木県
約6万件のスパム、森林研究所メルアカが不正利用 - 富山県
GeoVision製EOL機器に対する脆弱性攻撃が発生 - 米当局が注意喚起
RadwareのクラウドWAFに脆弱性 - フィルタ回避のおそれ
「PR TIMES」にサイバー攻撃 - IPアドレス制限や複数認証を突破
Cisco IOS XE無線LANコントローラに脆弱性 - root権限奪取のおそれ
SonicWall「SMA100」シリーズに脆弱性 - 初期化やファイル書き込みのおそれ