Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2022年のサイバー攻撃、前年比38%増 - 教育分野への攻撃増加

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、2022年におけるサイバー攻撃の観測動向を取りまとめた。グローバルでは38%、日本では29%増加したという。

同社クラウド基盤において収集したデータを分析し、2022年におけるサイバー攻撃の状況を取りまとめたもの。

2022年に組織が受けたサイバー攻撃の件数は、2021年と比較してグローバルでは38%増。日本では週あたり970件の攻撃が観測されており、29%の増加となった。

地域としては、組織あたり週平均1875件の攻撃を受けたアフリカ地域が最多。次にアジア太平洋地域が多く、平均1691件で前年から22%増加している。

増加率をみると、北米で52%増、南米が29%増、ヨーロッパが26%増で続いている。国別では、イギリスが77%増、米国が57%増、シンガポールが26%増となった。

(Security NEXT - 2023/01/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
国勢調査の回答状況確認表が所在不明 - 石垣市
エキストラ募集メールに誤リンク - 修正漏れで別人宛に
岐阜県の結婚支援サイトが改ざん - 個人情報流出は否定