端末2台が「Emotet」感染、教職員かたるメール - 札幌大学
札幌大学は、業務用の端末2台がマルウェア「Emotet」に感染し、教職員を名乗るメールが送信されていることを明らかにした。
感染が明らかとなったのは事務職員が使用していた端末で、過去にやり取りしたメールやメールアドレスが外部に流出し、なりすましメールが送信されていることがわかった。
問題のメールには、暗号化されたzipファイルが添付されており、送信者には同大の教職員の氏名が表示されているが、同大とは関係ないメールアカウントより送信されていた。
本文には同大関係者のものではない電話番号や携帯電話番号が記載されているケースや、教職員の氏名やメールアドレスが記載されている場合もあるとしている。
同大ではなりすましメールの添付ファイルを開かず、メールごと削除するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2022/03/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
J-CSIP、標的型攻撃情報29件を共有 - FAX起点とするBECも
政府、大型連休における対策徹底呼びかけ
2022年1Qのセキュ相談、前四半期比4割増 - Emotet関連が約54.7倍
まもなくゴールデンウィーク、セキュリティ体制の確認を
金融機関に対策徹底を再度要請、攻撃受けたら報告を - 金融庁
都内中小企業向けに特別相談窓口を開設 - サイバー攻撃リスクの増大受けて
セキュリティ対策強化を再度呼びかけ、中小企業も対策を - 政府
2月下旬より「Emotet」のC2通信急増 - 平日多く、週末に低下
「Emotet」相談、前月の約7倍に - 自然な日本語と具体的な指示で信用させる文面も
不正送金マルウェアの検知数が大きく減少