Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2022年4Qのセキュ相談 - 「偽警告」「不正ログイン」関連が増加

情報処理推進機構(IPA)は、2022年第4四半期に同機構が設置する窓口へ寄せられたセキュリティに関する相談の状況を取りまとめた。「マルウェア検出の偽警告」や「不正ログイン」に関する相談が増加している。一方「Emotet」に関する相談は減少した。

同機構によれば、同四半期に対応したセキュリティに関する相談は2397件。前四半期の2262件から約6.0%増加した。4期連続で2000件を超える状況が続いている。

マルウェアに感染していないにもかかわらず、「偽アラート」で不安を煽り、製品やサービスなどの購入を迫る「マルウェア検出の偽警告」に関する相談は761件。前四半期の544件から約39.9%増加した。2020年第3四半期の677件を上回る件数となった。

外部に流出した「ID」や「パスワード」などを用いて第三者が正規の利用者になりすまし、「SNS」や「オンラインショッピングサイト」「クラウドサービス」などへアクセスするいわゆる「不正ログイン」の相談は62件。前四半期の47件から約1.3倍に拡大している。

宅配事業者や通信事業者などを装った「SMS(ショートメッセージサービス)」に関する相談は306件。前四半期の303件からほぼ横ばいだが、2期連続で300件を超えるなど引き続き多数の相談が寄せられている。「ワンクリック請求」に関する相談は、前四半期の31件を上回る39件だった。

(Security NEXT - 2023/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

予約管理システムから顧客にフィッシングメッセージ - 福岡のホテル
個人情報含む検体、検査機関への送付時に紛失 - 高知県
農協協会のインスタアカウントが乗っ取り被害
集積所へ時間外投棄されたゴミから患者情報 - 厚木市立病院
米当局、悪用カタログに既知脆弱性5件を登録 - AppleやRockwellなど
「iPhone」狙う強力な攻撃キット「Coruna」 - 多数脆弱性を悪用、CVE未採番も
JetBrainsの複数製品に脆弱性 - 「Hub」ではクリティカルも
「VMware Aria Operations」の脆弱性など悪用に注意喚起 - 米当局
「EC-CUBE」に多要素認証を回避される脆弱性 - 修正パッチを公開
自然言語処理ライブラリ「NLTK」に深刻なRCE脆弱性