セキュリティ関連の相談、前四半期比44.6%減
「宅配事業者による不在通知を装ったSMS」に関する相談は67件。前四半期の345件から5分の1以下へと大幅に減少した。
第三者が「iPhone」のカレンダー機能を悪用してイベントを追加し、マルウェアに感染したなどと通知を表示する「不審なカレンダー通知」に関する相談も前四半期の109件から21件へと縮小している。
外部流出した「ID」や「パスワード」などを用いて第三者が本人になりすまし、「SNS」や「オンラインショッピングサイト」「クラウドサービス」などへアクセスする「不正ログイン」に関する相談についても、前四半期の55件から16件へと減少が見られた。
「ワンクリック請求」に関する相談も前四半期の30件を下回る21件。Facebookのメッセンジャーに動画を装ったメッセージを送りつけてアカウント情報を詐取する偽ページに誘導する行為の相談は1件だった。前年同期は125件の相談が寄せられたが、2021年第1四半期以降、ひと桁台で推移している。

「偽警告」「偽SMS」「暗号資産詐欺メール」など各ジャンルも減少が見られた(同機構発表をもとに独自に作成)
(Security NEXT - 2021/10/20 )
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