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患者情報含む医師個人のクラウドアカウントが乗っ取り被害 - 岡大病院

同院では、患者情報を扱う際、原則院内のパソコンを用いることとし、外部に持ち出す場合は、匿名化やパスワードを設定することなどを定めていた。

今回のケースでは、個人で使用する外部クラウド上へデータを保存しており、一部ファイルにしかパスワードが設定されていないなど、規則が守られていなかったという。

同院では、対象となる患者に書面と電話を通じて経緯の説明と謝罪を行っている。また今回の事態を受けて、所管する文部科学省へ報告したほか、警察に被害を相談している。

(Security NEXT - 2021/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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