「Adobe Commerce/Magento」や「WSUS」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
米政府は、「Adobe Commerce」「Magento」および「Windows Server」に関する脆弱性の悪用が確認されているとして注意喚起を行った。
現地時間2025年10月24日に2件の脆弱性を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へあらたに登録し、米行政機関へ対応を促すとともに広く注意を呼びかけた。
具体的には、Adobeのeコマースプラットフォーム「Adobe Commerce」やオープンソースの「Magento」における既知の脆弱性「CVE-2025-54236」を追加した。
セキュリティ機能のバイパスが可能となる脆弱性で、Adobeでは現地時間2025年9月9日にセキュリティアドバイザリを公開し、ホットフィクスを提供していた。
同脆弱性は、一部で「SessionReaper」とも呼ばれており、脆弱性の報告者や外部セキュリティベンダーからは危険性が大きいとの指摘も出ている。
(Security NEXT - 2025/10/27 )
ツイート
PR
関連記事
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
GitLab、アップデートを公開 - 脆弱性7件を解消
「BIND 9」にキャッシュポイズニングなど複数脆弱性
端末管理製品「LANSCOPE」の脆弱性狙う攻撃に注意喚起 - 米当局
ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正

