ランサム被害で8478人分の個人情報流出を確認 - カシオ
カシオ計算機は、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受けた問題で、調査結果を取りまとめた。
同社や関係会社が使用するシステムにおいて、10月5日に障害が発生し、ランサムウェアによる被害であることが判明。業務で使用していた個人情報や機密情報の一部が外部に流出したとして、影響範囲など外部協力のもとフォレンジック調査を進めていた。
攻撃者により窃取され流出したデータを調査した結果、従業員6456人に関する情報流出が判明。このうち5519人に関しては氏名、社員番号、メールアドレス、人事情報のほか、一部には身分証明書記載情報や家族情報が含まれる。
また881人については、氏名、メールアドレス、本社システムアカウント情報、過去に所属した一部の海外グループ会社現地従業員66人は氏名、納税者番号、人事情報なども被害に遭ったという。
また取引先関係者1931人については、氏名、連絡先、会社情報などが含まれていたことが判明。このうち2人については身分証明書記載情報、採用面接を受けた9人については経歴情報なども含まれる。
(Security NEXT - 2025/01/08 )
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