Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メガネブランド「Zoff」のインターメスティックがランサム被害

メガネブランド「Zoff」「GLASSAGE」を展開するインターメスティックは、同社サーバが不正アクセスを受け、個人情報が外部に流出したことを明らかにした。

同社によると、同社サーバがランサムウェアに感染し、外部より不正アクセスを受けたもの。外部に顧客や従業員に関する個人情報、一部取引先情報が流出した。

5月10日に同社で情報流出を確認。通信の遮断や被害状況の調査など対応を進めていたところ、同月13日に脅迫文が同社へ届いたという。

今回の不正アクセスにより、「Zoff」のメールマガジンを登録している顧客の個人情報9万2426件や、Zoffのオンラインショップを利用した顧客の個人情報757件が流出した。氏名、性別、生年月日、メールアドレスのほか、オンラインショップを利用した顧客については住所も含まれる。

さらに「GLASSAGE」に関連する顧客では、氏名、年齢、性別、住所、電話番号など3616件や氏名およびメールアドレス112件が被害に遭った。従業員の個人情報や一部取引先に関する情報については、流出範囲の特定を急いでいる。

(Security NEXT - 2021/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

東京海上Gの顧客情報が流出した可能性 - 損査業務には影響なし
髙野総合Gへのランサム攻撃 - 通信機器の設定ミスに起因か
端末49台がマルウェア感染、ランサムと異なる手法 - 富士通
約42万件の個人情報が委託先から流出、ランサム被害で - 豊田市
住民税決定通知書のデータ約15万件が外部流出 - 和歌山市
徳島県、委託先から個人情報約14.5万件が流出 - 削除報告受けるもデータ残存
角川ドワンゴ学園の生徒や保護者情報も流出か - KADOKAWAが報告
さらなる情報を流出させたと攻撃者が主張 - KADOKAWAが調査
委託先ランサム被害で顧客情報流出、当初報告から状況変化 - クボタクレジット
取引先や従業員に関する一部情報の流出を確認 - KADOKAWA