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潤工社のランサム被害、社内ネットワークとクラウド上に侵害の痕跡

ポリマー製品の製造、販売を手がける潤工社が、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受けた問題で、同社は個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、2025年1月22日にサーバ内のデータが暗号化され、システム障害が発生。データが使用できなくなっていることを確認し、その後の調査でランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受けていたことが判明した。

外部事業者が調査を行ったところ、ネットワーク機器を経由し、外部から攻撃を受けたもので、社内ネットワークとクラウド上のファイル管理ツールにおいて侵害された痕跡が確認された。

さらに通信ログや操作ログを調べた結果、一部ファイルが窃取された可能性があることが判明。対象となるデータには、同社従業員の個人情報や顧客情報が含まれている。

同社では、警察や個人情報保護委員会に対して報告を行い、対象となる顧客や関係者と連絡を取っている。

またシステムに関してはサーバや端末のパスワードを更新。セキュリティ対策や監視体制を強化するなど対策を講じてすでに復旧しており、正常に稼働しているという。

(Security NEXT - 2025/03/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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