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ランサム被害で顧客情報流出の可能性 - トキハグループ

大分県で百貨店やスーパーマーケットチェーンを運営するトキハおよびトキハインダストリーは、ランサムウェアによるサイバー攻撃の影響で、顧客や従業員の個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

2025年3月30日にシステム障害が発生し、調査を行ったところトキハグループの複数サーバがランサムウェアによりデータを暗号化される被害が発生していることが判明。4月2日に事態を公表するとともに外部協力のもと調査を進めていた。

2025年7月23日の時点で不正利用といった被害は確認されていないものの、調査の結果、個人情報が流出した可能性があることが判明した。

対象となるのは、同社のポイントカードやクレジット機能付きカスタマーカードの会員情報42万1355件。氏名や住所、電話番号、性別、生年月日、メールアドレス、会員番号で、このうち12万7263件についてはクレジットカードの番号、名義、有効期限も含まれる。

トキハインダストリーで2023年1月以降に商品を予約した会員の氏名、住所、電話番号など3892件や、売掛登録のある会員の氏名と顧客番号など218件も対象としている。

(Security NEXT - 2025/07/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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