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PCR検査依頼書を無関係の企業へメール誤送信 - 米子保健所

同県では、検査依頼書を添付ファイルとしてメールで送信する際、暗号化するルールとなっているが、同保健所によると、ほぼ毎日検査機関とメールをやり取りすることから慣れが生じ、ファイルの暗号化や複数によるメールアドレスの確認作業を怠っていたという。

今回の問題を受け、同県では送信先のメールアドレス入力時に複数で確認することや、これまでに送信したことがない宛先へ送信する際は、問題なく送信先でメールが受信できるか事前に確認を実施する。

またパスワードについては、同一のメールアドレスへパスワードを送信するいわゆる「PPAP」ではなく、事前にパスワードの設定ルールを伝えた上で名簿のファイルのみを送信し、再発を防止するとしている。

(Security NEXT - 2021/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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