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宿泊療養施設の元従業員、半年後にSNSで情報漏洩

佐賀県は、新型コロナウイルス陽性者に関する個人情報などが、SNSに投稿されたことを明らかにした。再委託先の従業員が投稿していたもので、個人情報保護条例違反で書類送検されている。

同県によれば、鳥栖市内の宿泊療養施設における新型コロナウイルス対応の業務情報を含んだ画像が、6月5日に「Twitter(現X)」へ投稿されたもの。

同県では宿泊療養施設の運用をJTBに委託していたが、2022年12月に業務に従事した再委託先の元従業員が、当時スマートフォンで撮影したメモなどの画像を投稿していたという。コロナ陽性者1人に関する氏名、住所、電話番号、生年月日、性別が含まれる。

同日夜に関係者が問題の投稿に気づき、警察へ相談するとともに運営会社に削除を要請。同月22日に投稿が行われたアカウントが削除されたことを確認した。

元従業員は、もともと鳥栖保健福祉事務所に勤務。途中で鳥栖市内の宿泊療養施設へ異動となっており、投稿内容などから異動に対して不満を持っていたものと見られる。

(Security NEXT - 2023/12/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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