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約5.3億件のFacebookユーザー情報が流通、日本は約42万件 - 人口上回る国も

情報流出に関する調査を行っているUnder the Breachのセキュリティ専門家であるAlon Gal氏によると、問題のデータは少なくとも2020年6月ごろには売買されており、2021年初頭には、低価格のデータベースサービスがTelegram上で提供されていたという。

同氏は、すでに無料で公開されており、Facebookアカウントと紐付いた電話番号が流出したことで、ソーシャルエンジニアリングなどに悪用される危険性があると指摘。Facebookは対象者に通知すべきだと訴えている。

今回の問題を受けて、Facebookの広報担当者は、2019年に報告された古いデータであるとし、同年8月に脆弱性は修正済みであると説明した。

(Security NEXT - 2021/04/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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