Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

衰え見せぬフィッシング攻撃 - 報告、URLともに最多記録を更新

9月にフィッシング対策協議会が報告を受けたフィッシングサイトのURLは6686件で、調査開始以降初の6000件台となった。報告数についても3万件に迫る勢いで、ともに最多記録を更新している。

同協議会が9月に報告を受けたフィッシング攻撃の状況について取りまとめたもの。同月に寄せられたフィッシングの報告は2万8575件。前月の2万814件から7716件増加した。前月は調査開始以降、はじめての2万件台となったが、さらに1.4倍弱と大幅に増加した。1日あたりに換算すると952.5件の報告が寄せられており、前月の671.4件を大幅に上回っている。

フィッシング攻撃に用いられたユニークなURLは6686件。前月の4953件から1733件増となった。2020年は3000件台から徐々に増加し、7月には最多記録を更新したが、9月はそれを上回り、調査開始以降はじめてとなる6000件台となった。

一方、悪用されたブランドは49件で、前月から6件減。「Amazon」「楽天」「三井住友カード」「LINE」をかたるケースが目立っており、この上位4ブランドで報告全体の93.2%を占めている。それ以外では「Apple」やクレジットカードブランド、金融機関を装うケースが多かったという。

20201002_ap_001.jpg
フィッシング報告数やURLの推移(フィ対協の発表をもとに独自に作成)

(Security NEXT - 2020/10/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

情報セキュ監査人が選定した2021年のセキュリティトレンド
フィッシング報告、2カ月連続で3万件超 - URL件数も高水準
口座連携決済サービスの約4割で不正出金 - 被害口座9割が単要素認証で連携
フィッシングが猛威 - キャンペーン上位10件は日本標的
サイバー攻撃の被害額、8割超が100万円未満 - 日本損保協会調査
11月のフィッシング報告、初の3万件台で過去最多 - 上位5ブランドで9割
フィッシングにパーソナライズの傾向 - 狙われるブランドは変わらず「MS」
10月のフィッシング報告、過去最高更新 - URLは約17%減
2020年2Qのフィッシング攻撃は35%減、国内ホストは32件 - RSA調査
セキュリティ相談が1.8倍に - 「Emotet」関連や「不正ログイン」相談が急増